北風に舞うひとひらの葉

2025/11/27

11月22日頃から、二十四節気では「小雪」に入りました。
北国や山間部ではちらほらと雪が降り始め、本格的な冬への準備が始まる季節です。

空気が澄み渡り、冷たさを増す朝晩の空気は、私たちに立ち止まって内省する時間を与えてくれます。
あなた様が今年の初めに立てた目標や、心の奥底で温めてきた願いは今、どのような状態でしょうか?

もし今、立ち尽くしているような感覚があってもそれは、次の始まりにつながる静かな休息の時間。

27日から始まった小雪の次候は、「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」。
冷たい北風が木々の葉を払い落とす様子を表した言葉です。

風に舞い散る紅葉は、一見するとどこか淋しげな冬景色を醸し出します。

「この1年、何ができただろう?」
「あの時の選択は正しかったの?」

そんな思いが胸をよぎったなら、そっと別の場所に目を向けてみてください。

舞い落ちた木の葉は、昔の人々によって「望み葉(のぞみば)」と呼ばれていました。
あなた様が今感じている悩みや過ぎ去ってしまった事は、望み葉に変えられるんです。

木々は、風に揺らされながらも抵抗せず、次の自分のために葉を自然に任せています。
あなたが手放した葉っぱは、次の季節にあなた様を美しく輝かせるために必要なこと。

だからこの小雪の時期には、流れに身を任せてみてください。
どんな感情も抑え込まず、流れるように湧き上がるままにしっかりと感じて見てください。

すると堰き止められていた、さまざまな新しい可能性が降り注ぐでしょう。

その可能性は、最初は新しい芽が出るように小さく感じられるかもしれません。
しかし望み葉が土の中でゆっくりとあなたの傍で力を蓄えるように、その芽も確実に育っていきます。
いつかきっと、素敵な成功へあなた様を導いてくれるはず。